横浜市金沢区野島町の「旧伊藤博文金沢別邸」では、2/ 2(金)~3/ 4(日)の期間限定で、雛飾りが展示されています。明治後期から大正時代につくられ現在まで大切に保管されてきた貴重なお雛様を見ることができます!

この記事では、旧伊藤博文金沢別邸の情報と、2017年に訪問したときのお雛様の様子をご紹介します。

見どころは、明治のお雛様の凝った着物の作りやお道具と、旧伊藤博文金沢別邸からの平潟湾の眺望です。思った以上にインパクトがありました!

知らないのはもったいない、知る人ぞ知る、穴場スポットだと思います。遠足がてら訪れてみませんか?

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旧伊藤博文金沢別邸とは?

金沢八景の野島公園にある「旧伊藤博文金沢別邸」をご存知でしょうか?

伊藤博文は、昭和61年まで発行されていた千円札の人物でおなじみですね。幕末期の尊王攘夷・倒幕運動に参加した中心人物で、明治の総理大臣を歴任した、偉人です。金沢をいたく気に入った博文が、別荘として建築したのがこの別邸なのです。

写真出典:Wikipedia

野島公園の松林に囲まれた茅葺きの木造家屋が伊藤博文の旧別荘です。
和風建築2,100坪の敷地に建坪110坪で、前面に乙舳の海を一望できる、ベストな場所に建っています。

別邸は、以外と知られていない三浦半島の観光スポットなのです。

アクセス情報

交通 【電車】
・金沢シーサイドライン「野島公園」駅徒歩5分【自動車】
・横浜方面から、国道16号線「瀬戸神社前」を左折、「野島町」を左折
・首都高速湾岸線「幸浦」出口から、国道357号線「金沢柴町」を右折、
「帰帆橋」を左折し、「野島町」を左折
・横浜横須賀道路「朝比奈IC」から、環状4号線(県道23号線)に入り、「六浦」を
右折、国道16号線に入る。「内川橋」を左折、「夕照橋」を左折し、「野島町」を
直進<駐車場案内はこちら>
入館料 無料
休園日 第1、3月曜日(休日の場合は翌日)、
12/29~1/3 ※旧伊藤博文金沢別邸のみ
雛飾りの期間 2/ 2(金)~3/ 4(日) 9:30~16:30
HP http://park.hama-midorinokyokai.or.jp/park/hakubuntei/

伊藤博文別邸 現地レポ

伊藤博文別邸の外観と平潟湾

野島の駐車場から徒歩1分で別邸の入り口に到着します。

邸の周りは、穏やかな平潟湾が広がっています。今日は本当によい天気で、八景島シーパラダイスも良く見えます。

手前にある竹ざおのような棒「海苔ひび」がたくさん立っている場所が海苔の養殖場です。海苔の収穫は11月~4月で、平潟湾沿いには、海苔の加工小屋が数件建っています。野島の海苔は地元ブランドとして美味しいことで有名です。

いよいよ、邸の中に入ります。

屋敷の中へ

関を入ると正面右につるし雛がお出迎えしてくれます。風情があって可愛いですね。

入り口近くに台所がありました。広いですね! でも、説明のパネルを見ると、逗子から料理人を招いたり、野島の寿司屋から店屋物(てんやもの)を取ることが多かったようです。意外にも、あまり使われていなかった台所なのかな?

途中、可愛らしい着物が飾ってありました。子供用?お人形用?

客間からは平潟湾が一望できます。ちょっとゆがんだ格子ガラスに明治時代を感じますね~。伊藤博文もこの美しい風景をあきずに眺めたことでしょう。

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雛人形の座敷へ

次の座敷には雛人形が飾られていました。豪華な中にも上品な雰囲気がありますね。

 

明治後期から大正時代に作られたお雛様で、雛人形師次郎左衛門の作といわれています。次郎左衛門の作は、丸顔に引目鉤鼻(ひきめかぎばな)で源氏物語絵巻に描かれるような顔の表情が特徴的です。現代のお雛様とはかなり違いますが、穏やかで品のある表情をしていますね~

同じ部屋に明治憲法草案(複製)が陳列していました。歴史の重みを感じます。

金沢別邸の切図も陳列されていました。封筒がリアリティありますね~

お庭(牡丹園)へ

邸を出て右へ行くと海に面したお庭「牡丹園」が観賞できます。海をバックにした満開の紅梅のコントラストが鮮やかです。

寒牡丹も咲きかけていました♪

まとめ

まず、明治後期~大正時代に作られたお雛様とは思えないくらい、きれいな状態で飾られているのに驚きました。戦争があったにも関わらず、関東でこんなに保存状態が良いのは奇跡としかいいようがありません!

着物の生地から小道具にいたるまで、現代の雛人形にはない歴史の深さを感じました。

そして、旧伊藤博文金沢別邸からの景色のすばらしさ。伊藤博文もわざわざ別邸を建てるほど、この金澤の風景を愛したのだろと思うと、地元の一人としてすごく親近感が沸きました!

激動の幕末から明治にかけて生きた彼にとって、ここ金澤は居心地のよい癒しスポットだったのではないでしょうか?

週末、お雛様や平潟湾の風景を眺めてのんびり過ごしてみませんか?

(おまけ)

キャラメルコーンのひなまつり限定パッケージのお内裏さまとお雛様です。デザイン可愛いですよね♪。左右を入れ替えると目の位置が変わります。