マツコの知らない世界「おうちコーヒーの世界」福岡のコーヒー豆焙煎士 後藤直紀氏が登場!
#マツコの知らない世界 #おうちコーヒーの世界 #福岡県 #大野城市 #豆香洞コーヒー #後藤直紀 https://t.co/CgTwQkvbVC pic.twitter.com/xPpNMlncpX— 久留米ファン (@kurumefan) February 6, 2018
この記事では、マツコの知らない世界の『本格的だけど、おうちで安く飲めるコーヒー』をご紹介します。
「自宅でコーヒーを淹れるとイマイチ美味しくない」
「高いコーヒー豆じゃないと美味しくないんでしょ」
なんて思う人は多いのではないでしょうか。
でも、ほんのちょっとしたことで安いコーヒーでもプロの味が出せることが分かったんです。
そこで、コーヒー豆焙煎士・後藤直紀さん直伝の、次の3つのポイントをご紹介します。
ぜひ、プロの裏技を使いプロの味をお家で味わってみてください。
- 裏技!コーヒーが数倍おいしくなる淹れ方
- 自分の好みの豆を探すのは「豆の色」で選べ
- プロがおすすめするコーヒーメーカー
Contents
おいしいコーヒーの淹れ方(おうちコーヒーが数倍おいしくなる裏技)
番組で紹介された裏技を使うと、お子さんが淹れたコーヒーをプロが飲んでも美味しいと思えるレベルになるんです。
その裏技には次の4つのポイントがあります。
- お湯は80℃~90℃で淹れる。
- ポットは注ぎ口の細いものを使う。
- 少量を注いで全体を蒸らす。
- なるべくお湯をふちにかけない、むやみに回しかけない。
では、詳しくみていきましょう。
1.お湯は80℃~90℃で淹れる。
沸騰したお湯をコップやコーヒーメーカーに一旦移して冷まします。
沸騰したお湯は雑味が出ているので、冷ますことでこの雑味がとれるそうです。
2.ポットは注ぎ口の細いものを使う。
細いポットだとまんべんなく均等にコーヒーフィルターへ注げるのだそうです。
もしも無ければ、軽量カップもしくは紙コップでも代用できます。(番組では紙コップを使っていました)
ちなみに、番組で紹介されたケトルは以下写真の「BALUIMUDA The Pot」という電気ケトルです。

画像引用:楽天
注ぎ心地がよくて何度でもお湯を沸かしたくなるんだそうです。
興味のある方は以下のリンクから商品をご覧ください。
>>「BALUIMUDA The Pot」の商品を楽天で見てみる
3. 少量を注いで全体を蒸らす。
コーヒーフィルターにほんの少量お湯を注いで10秒ほど全体を蒸らします。
4.なるべくお湯をふちにかけない、むやみに回しかけない。
静かに中央にむかってお湯を注ぎます。
注意点としては、なるべくお湯をふちにはかけないことですね。
ふちにかけることで粉の層が崩れ、嫌な味(雑味)が出てしまうからです。
画像引用:マツコの知らない世界(TBS)
後藤さんの淹れた後のフィルターは、表面が平らで粉も全く崩れていません!お見事ですね。

画像引用:マツコの知らない世界(TBS)
自分の好みの豆を探す方法
好みの豆を探す手っ取り早い方法は「コーヒー豆は銘柄ではなく、豆の色で選ぶ」ことなんです。
コーヒーの好みは「酸味」と「苦味」のバランスで決まり、焙煎時間によってそのバランスが変わるとのこと。
深煎りだと苦味が強くなり、浅煎りだと酸味が強くなります。
コーヒーショップに行った時、好みの焙煎度合いのコーヒー豆を店員さんに見せると確実とのこと。
気に入った焙煎具合の豆は取っておくとよいですね。
画像引用:マツコの知らない世界(TBS)
プロがすすめるコーヒーメーカー
美味しいコーヒーを飲むのに、コーヒーメーカーが必須というわけではありません。
ですが、本格的なコーヒーを失敗なく手軽に飲める点では、コーヒーメーカーはとても魅力的だと思います。
ここでは、後藤さんお墨付きの「プロがすすめるコーヒーメーカー」を以下、3つのタイプ別の商品をご紹介します。
「カプセルタイプ」
「粉からタイプ」
「豆からタイプ(全自動)」
どのタイプが自分に合うか参考にしてくださいね。
<コーヒーメーカーの特徴>
カプセルタイプ | 粉からタイプ | 豆からタイプ | |
1杯あたりの費用 | 約50~100円 | 約20円~ | 約20円~ |
抽出時間 | 約30秒 | 約2~4分 | 約5~7分 |
こんな方におすすめ |
・家族で好みが違う |
・家族みんなで飲む ・オフィスで使う |
・味や香りを楽しみたい人 |
コーヒーメーカー(カプセルタイプ)
一杯あたりの費用はちょっと高めですが、一番手軽で時短なのはカプセルタイプです。
<こんな人におすすめ!>
・飲みたいときにすぐに飲みたい人
・普段からカフェメニューを好んで飲む人
・家族それぞれで好みが違う人
ネスカフェ ドルチェ グスト エクリプス

画像引用:楽天
最大15気圧のポンプ圧力で本格カフェが味わえます。
タッチパネルで抽出量が調整できるんです。
ちなみに、番組では15気圧でスチームしたミルクが実演されましたが、ハンパない泡立ちでした!
また、ラテマキアートやエスプレッソなどカフェメニューのバリエーションが豊富です。
いろいろな味が楽しめるのがうれしいですね。
注意点としてかなりサイズが大きいです。(幅27.4cm × 高さ32.1cm × 奥行き33.2cm)
広めのスペースを確保してくださいね。
コーヒーメーカー(粉タイプ)
自分でコーヒー豆を挽きたい人や、挽いた豆を購入する習慣がある人は粉タイプがおすすめです。
番組に登場した特徴の違う次の3つの商品をご紹介します。
・ドウシンシャ クワトロチョイス
・タイガー魔法瓶 コーヒーメーカー ACQ-X020
・HARIO V60オートプアオーバーSmart7
・ドウシンシャ クワトロチョイス

画像引用:アマゾン
一番の特徴がミキサー機能を搭載している点です。
これがあれば氷を砕いたフラッペやスムージーも簡単に製作できます。
サイズもコンパクト(サイズ(約):幅15 × 奥行32 × 高さ41cm)で家庭向きなのがうれしいですね。
<こんな人におすすめ>
省スペースな商品をお探しの方
ミキサーを使ったドリンクを楽しみたい人
・タイガー魔法瓶 コーヒーメーカー ACQ-X020

画像引用:楽天
粉タイプをもうタイガー独自の蒸気プレス式「Tiger Press」システムを採用しています。
蒸気の力を利用するため、安定した美味しさと風味を抽出し、豆本来の味わいを引き出します。
さらに、注湯温度3段階、浸し時間5段階で15通りの設定が選べるこだわりようです。
<こんな人におすすめ>
本格的なブラックコーヒーを楽しみたい人
・HARIO V60オートプアオーバーSmart7

画像引用:楽天
究極のプロの技が味わえる珈琲メーカーです。
9本のお湯をそそぐシャワードリップが均等に味わいを抽出します。
後藤さんいわく「バリスタが一人家にいると思えばよい」というレベルとのこと。
コーヒー好きは欲しくなりますね!
<こんな人におすすめ>
・インテリアにこだわりたい人
・プロの技を日替わりで楽しみたい人
コーヒーメーカー(豆からタイプ)
コーヒーの味や香りを味わいたい人には、豆からタイプがおすすめです。
味わいは間違いなくこのタイプがダントツ一番です。
・パナソニック 沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56
画像引用:楽天
後藤さんがイチオシする、豆から挽ける全自動タイプのコーヒーメーカーです。
コーヒーは豆から挽いて淹れると香りと味わいがだんぜん違うそうです!
味は「リッチ」or「マイルド」のいずれかを選べます。
豆を均一の大きさで挽ける2種類のメッシュフィルターがついています。
粉の大きさがきちんと揃うため「雑味」が出にくい構造になっています。
さらに、ミルの自動洗浄機能までついています。
後始末がめんどくさい人にとっては嬉しい限りですね!
<こんな人におすすめ>
・手間をかけずに本格的なコーヒーを飲みたい
・抽出するまでの時間が多少長くても気にならない人(10分程度待てる人)
コーヒーに合う和菓子
番組の最後に「コーヒーに合う和菓子」として後藤さんが紹介したのが「大宰府参道 天山 鬼瓦最中」です。
ご本人の大好物ということで、最後はコーヒーそっちのけで語っていました。(笑)

画像引用:太宰府参道 天山
マツコさんの言うとおり、餡というより豆が詰まっている感が贅沢ですね。
上品な甘さらしいのでペロッと食べれそうです。
なお、福岡県のお店に行くと、好きなだけ餡を盛れるとのこと。
お近くの人はぜひトライしてみてくださいね。
コーヒー豆焙煎士・後藤直紀さん のプロフィール
参考までに後藤さんのプロフィールを紹介します。
職人気質で気難しいのかな?と思いましたが、とても気さくで感じの良い方でした。
しかも、焙煎の世界チャンピオンまで登りつめた実力は本物ですね。
プロフィール
名前:後藤直記(ごとう なおき)
生年月日:1975年
年齢:42歳 もしくは43歳
出身:神奈川県横浜市生まれ。福岡県福岡市育ち
趣味:読書・料理・包丁砥ぎ
職業:コーヒー豆焙煎士
「自家焙煎珈琲店 豆香洞コーヒー」 オーナー
出典:http://tokado-coffee.shop-pro.jp/?mode=f5
話題の家庭用焙煎機を開発・監修した焙煎世界チャンピオンのエグいこだわり #お店 https://t.co/UvWwoRoXzm 後藤直紀(ごとう・なおき)/東京の老舗「バッハコーヒー」(カフェバッハ)で田口護氏に3年間師事し、焙煎理論・技術を中心に、素材や製品の検証技術、抽出の… pic.twitter.com/N5cpcPptsV
— グルメニュース (@GurumeNews__) 2017年4月2日
イベント会社勤務中コーヒーの焙煎を独学で学び、独立開業を目指して東京の老舗「バッハコーヒー」で田口護氏に3年間師事し、素材や製品の検証技術、抽出の基礎理論、店舗運営やサービスの基本、コーヒーマンとしての心構えを学んだそうです。
そして、2008年6月に福岡県大野城市に「豆香洞コーヒー」をオープンします。
2012年には「ジャパンコーヒーロースティングチャレンジ」で優勝。翌年13年には焙煎世界大会(World Coffee Roasting Championship)で優勝を果たし、現時点では国内唯一の世界チャンピオンです。
チャレンジ精神もすごいのですが、そのまま世界チャンピオンに上り詰めてしまうところが本当にすごい人ですね!
以下は焙煎世界大会(World Coffee Roasting Championship)の様子です。
みんなの表情から緊張感が伝わってきます。
自家焙煎珈琲店 豆香洞コーヒーについて
豆香洞コーヒーの店舗は2店舗あります。店舗を決めるとき、焙煎の煙が出るため、探すのに苦労したそうです。結果、「どんどん町の外れにいきついてしまった」そうです。勝手ながら、経営が順調だとよいのですが、ちょっと心配ですね。
豆香洞コーヒー 白木原
白木原 豆香洞 コーヒー美味しかった。 pic.twitter.com/HB1EIkcv60
— tkoi (@tcrab69) 2016年11月20日
電話: 092-502-5033
住所:福岡県大野城市白木原3-3-1 ニューオオサカビル1F
地図:
豆香洞コーヒー 博多リバレインモール店

住所:福岡県福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン モール B2F
電話:092-260-9432
地図:
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、プロが教えるコーヒーが数倍おいしくなる裏技やコーヒーメーカーを中心にご紹介しました。
ちょっとしたコツで、いつものコーヒーがプロの味になるのは得した気分になりますね!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。