
2018年3月28日(水)午後7時30分~のガッテンは「新事実&反響に超ビックリ!2年分の大感謝祭」です。
「ガッテン!」にリニューアル後に放送された74本の番組の中から、 放送後に分かった驚きの新事実や、意外な反響、さらなるスゴ技が紹介されます!
過去に見逃した人も、今回の放送を見ればダイジェストで情報をゲットできます
この記事では番組予告にて紹介された、
・腰痛対策-パカパカ体操 (2017年9月27日放送)
・めい想(2016年9月28日放送)
・魔法のシート「10品目シート」(2017年5月24日放送)
について、おさらいをかねてご紹介します。
3月28日放送後の新事実の情報も加えました♪
番組概要
放送日時:2018年3月28日(水)午後7時30分
再放送日時: 2018年3月31日(土)午前0時10分
<出演者>
司会:
立川志の輔、小野文惠アナウンサー
ナレーター: 山寺宏一
ゲスト:藤井隆、片岡安祐美、山根千佳
2年分の新事実やスゴ技の大公開 ポイントまとめ
番組の情報をまとめると、
- 股間接の「深層筋」の筋力が衰えると、腰に負担がかかり、日常生活の様々な動作に支障を来たす。この「深層筋」を鍛える運動が「パカパカ体操」。
- めい想することで脳からθ波が出力され記憶力がアップする。めい想よりも手軽で簡単な方法とは「没頭する」こと。
- たんぱく質が不足すると「低栄養」が引き起こされ、つまずいたり転んだりして骨折するリスクや肺炎を発祥するリスクが高まる。
- 「10食品群チェックシート」で摂取する食品が自然に意識され、低栄養を防ぐことが出来るようになる。(チェックシートはスマホアプリもあり)
腰痛対策-パカパカ体操とは?
様々な要因で発生する「腰痛」。いろいろ試しても良くならない場合、股関節の不具合によって生じる“股関節腰痛”かもしれません!
股関節の「深層筋」という筋肉は、日常生活のさまざまな動き(歩く、しゃがむ、荷物を持つなど)の中心で活躍する大事な関節です。
この股関節がうまく使えないと、股関節の動きの悪さを補うために、腰に負担がかかり、腰痛になる可能性が高くなります。
番組ではこの「股間接」にスポットを当て、股関節腰痛を見抜く方法となめらかな間接をゲットする方法を紹介しました。
股間接腰痛を見抜く 「四つんばいチェック法」
股間接腰痛を簡単に見抜く方法です。
1.四つんばいになり、腕と太ももを地面に対して垂直になるようにする。
2.ゆっくりとお尻を後ろに下げる。目安はおしりがふくらはぎに付く手前くらいまで。
<判定>
背筋が伸びた状態でお尻をスッと下げることができる人は股関節をなめらかに使えています。
逆に、腰や背中が丸まる人は、股関節をうまく使えていない可能性があります。これは、股関節の動きが悪く、骨盤が起きてしまい、それを補うように腰や背中が丸まってしまうそうです。

この“猫背タイプ”の人は、腰に負担が掛かかり腰を痛めるリスクが高い状態です。“股関節腰痛”を疑うサインの1つと考えられます。
滑らかな間接をゲットする 「パカパカ体操」
股関節の安定性とスムーズな動きをするためには、内側の筋肉(深層筋)を鍛える必要があります。専門家が教える股間接体操の中で、簡単に座りながらできる体操が「パカパカ体操」です。これなら自宅で簡単にできますね♪
自分の場合、開くときにパキポキ間接の音がして「固いなー」という印象でしたが、何度か続けているうちに気持ち良くなりました。
1.楽な姿勢でいすに腰かけます。
2.肩幅くらいに足を開き、つま先を正面に向けます。
3.ひざをゆっくり開いたり閉じたりを繰り返します。
※ポイントは“力を抜いてリズム良くやること”。
※足の裏が床から離れるほど、強く動かす必要はなし。
※1日10回×2セットが目安。
自分が楽だと思う範囲、スピードで動かすことが大切で、負担の少ない運動のため、回数を増やしてもOKです。
ただし、股間接や腰に痛みが出る場合は決して無理をしないことですね。
そして、なんと、このパカパカ体操の予告を見て実践したことで、本放送が始まる前に腰痛が改善した人が出現しました。予告編だけで改善したのは番組史上初だそうです。
これは本当に効果があるということですね!
ボケない、脳が若返るめい想パワーとは?

ボケを防ぎ、不安やストレスに負けない脳を作る、めい想の「呼吸法」。
めい想の目的は「脳が持つ本来の力を最大限引き出すこと」で、世界の一流企業や医療機関が、めい想を積極的に取り入れているそうです。
毎日たった3分間、目をつぶってめい想の呼吸を行うだけで、脳の記憶の中枢「海馬」が活性化、若い頃のパフォーマンスを発揮するという事実に着目します。
番組ではアメリカで生まれためい想法「マインドフルネス」の要素を、3分に凝縮した方法を紹介しました。
3分間マインドフルネスのやり方
日本の座禅やインドのヨガなどを取り入れ、アメリカで生まれためい想法「マインドフルネス」を、3分に凝縮した方法です。
<姿勢>
- あぐらや椅子に座って行い、なるべく楽な体勢で背筋をまっすぐ伸ばす。
- 目は軽くつむるか、薄眼(半眼)を開ける。
- 口は軽く閉じ、舌を上の歯茎の内側につけ、手は軽く膝の上に置く。
- 体から力を抜きます。いちど肩を上げてから、力を抜いて落とすと、うまく力が抜ける。
- 準備ができたら、静かに鼻だけで呼吸をする。
<最初の1分間>
- 自分の感覚に注意をむける。
※見えるもの(目を閉じた場合、まぶたの裏の色などを観察)、聞こえるもの、触れている感覚、口の中の味、そして頭の中に浮かんでくる考えを観察する。
<次の1分間>
- ひたすら、呼吸にだけ注目する。★ここが重要!
※息が入ってくる、出て行く、それだけを意識する。
※呼吸の数を数えてもOK。呼吸の実況中継を行うことを意識する。
<最後の1分間>
- 自分の体の状態に注意を向ける。
※鼻を空気が通る、空気がお腹に入っていく、自分の脈拍、また痒いところや痛いところなど。
※自分の体の状態をスキャンするイメージを持つ。
急性期や、重度の精神疾患を持っている人は専門医と相談の上、行うようにご注意ください。
めい想よりも手軽で簡単な方法とは?
昨日の放送では、めい想と同じ効果があり、かつ、簡単な方法が紹介されました。
塗り絵めい想
階段上りめい想
草むしりめい想
はんだ付けめい想
マンガめい想
ごみ拾いめい想
食べるめい想
ダーツめい想
模型作りめい想
上記に共通しているのが「没頭できること」です。なので、上記以外でも没頭できるものがあれば何でもOKだそうです。没頭することで脳はθ(シータ)波が出力され、記憶力やひらめき、直観力が強化されます。
魔法のシートとは?

高齢者は肉などを食べる機会が減り、体がたんぱく質不足になっている人が少なくありません。特にたんぱく質不足になりがちなのは、一人暮らしのお年寄りや、二人暮らしの高齢者夫婦の家庭だそうです。
たんぱく質不足は、骨折のリスクが上がったり、心筋梗塞や肺炎などの危険性を高める危険な状態なのです。
さらに、70歳以上の3~4人に1人が低栄養(栄養失調)の恐れがあることが判明。低栄養を防ぐには、大豆、魚、肉などの「たんぱく質」の摂取が必須です。
番組で紹介した「10食品群チェックシート」は、放送後、なんと3万件の反響があったそうです!。このシートを活用しながら、たんぱく質たっぷりの食事をぜひ意識してみてください!
健康診断でわかる!「低栄養」のおそれ

では、「低栄養」をどう判定すればいいのか?
実は、人間ドックや健康診断などの血液検査で知ることができます。「アルブミン値」という検査項目がそれに当たります。
アルブミンは血液中のたんぱく質であり、体にたんぱく質が足りているかどうかの目安となります。
アルブミン値が4.0g/dLを下回ると様々な病や症状が現れる危険性が高まることが分かっているそうです。
人間ドックや健康診断ができる施設で「アルブミン値」を知ることから始めましょう。
※ただし、検査項目に含まれない場合があるので、事前に確認が必要です。
10食品群チェックシートで低栄養を防ぐ! スマホ用アプリも紹介
低栄養を防いだり改善させるのに、大きな効果を持つのが、「10食品群チェックシート」です。

低栄養を防ぐのに必要な10食品を一覧にしたシートです。量にかかわらず、その日食べたものに丸を付けていくだけで、たんぱく質の摂取量が自然と増えていくスグレモノです。
たんぱく質を含む食品=肉・魚・卵・大豆・牛乳(5食品)
たんぱく質を効率よく働かせる食品=油・緑黄色野菜・海藻・芋・果物(5食品) |
主食・主菜・副菜を意識して食べると、上記10食品が自然と取れるようになってくる効果があります。。
一日で丸が7つ以上つけられる食生活がすすめられているそうです。
昨日の放送では、このシートのAndroidアプリが紹介されました。スマホで簡単に付けられるのが優れていますね!以下のリンクから無料でダウンロードできます。
山寺宏一厳選!今すぐ使えるガッテン技
ナレーターの山寺宏一さんが厳選したガッテン技が紹介されました。これも超簡単ですぐに実践できるものなので、ぜひ、試してみてください♪
お風呂場などのピンクカビ撃退法
暖かくなってくると悩まされるのが、お風呂場などのピンクカビですよね。90秒間50℃~60℃のシャワーをかけることで簡単にカビを撃退できるそうです!
注意点として、シャワーの設定温度は必ず元に戻すことです。山寺さんは元の温度に戻すのを忘れて、奥さんが熱いお湯を浴びてしまい相当怒られたそうです!
NASA直伝! アンチエイジング法
やることはただ一つ、「立ち上がればよい」ということなのだからビックリですね!
座り続けると耳の奥にある「耳石」が活発に動かないと、全身の筋肉や自律神経の働きもおとえろえ、筋力の低下や循環機能低下、代謝の異常など様々な悪影響が起こります。
30分に一度は立ち上がって予防することが大切です!
タッチケア(癒しホルモンは痛み、認知症に効く!)
親しい人に体に触れられた時などに、脳から出てくる癒しホルモン名前は「オキシトシン」といいます。
その癒やし効果は大変大きく、関節の痛みや日ごろのストレスを大きく緩和することが分かっているそうです。
山寺さんいわく、恥ずかしくてタッチできない人は、肩もみがオススメ!だそうですよ。他にも、背中を円を描くように撫でるのがよいそうです。
まとめ
以前、番組で紹介された健康対策シリーズはいかがでしたでしょうか?
どれもすぐにでも始められるものばかりなのが優れていますね。NHKさんへの反響が大きかったのも頷けます。
そして、今回は、さらに新事実や意外な反響、さらなるスゴ技が紹介されました。この機会に紹介された技を取り入れて、健康をゲットしましょう!