この記事では、金スマで大反響となった「医者が教える食事術」の第2弾で紹介された「間違った食べ方7選」をご紹介します。

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第一弾でも、「肉の脂は太らない」「卵1日1個はウソ」「三角食べは太る原因」などなど、目からウロコの情報が満載でした。

今回も本の著者であるご本人、医学博士である牧田 善二先生が出演し解説してくれました。

 

Contents

「医者が教える食事術」第2弾!~間違った食べ方7選~

良かれと思っていたら逆だった!

20代~60代の、健康や美容に関心が高い女性100人にアンケートをとり、「良かれと思っていたら逆だった!」ことに驚いた項目順でランキングにした食べ方7選です。

第7位:牛乳さえ飲めば骨が強くなる

牛乳を飲むだけでは、骨は強くなりません!

なぜならば、カルシウムだけをとっても体に吸収されないからです。

カルシウムは、ビタミンDといっしょに摂ることで吸収されます。

ビタミンDを含む食材は、ずばり魚!です。

特に、魚(さんま・いわし)、しらす干し。鮭の水煮缶がオススメだそうです。

第6位:体重増加を気にして一食抜く

一食抜いてしまうと、次の食事でインスリンが大量分泌され、むしろ、脂肪として多く蓄えてしまい太ってしまいます!

インスリンが大量分泌されるメカニズムです。

 エネルギーを摂取

 ↓

 血糖値が上昇

 ↓

 インスリンホルモンが大量分泌

 ↓

 エネルギーとして利用&余ったエネルギーを脂肪として溜める

 ↓

 血糖値を下げる。

特に「夜食べ過ぎた」などの理由で抜いてしまうのが朝食。

朝食が一番抜いてはいけない食事です。

毎日、3食バランスよく食べることが大切ですね。

第5位:頭を働かせるため甘いものを食べる

一度にたくさんの甘いもの(糖質)を摂ると、血糖値が急上昇することでインシュリンが大量分泌し、低血糖状態になります。

低血糖の状態は集中力が下がり作業能力が低下しまう状況を作り出します。

でも、疲れてくるとどうしても甘いものが食べたくなりますよね。

甘いものを食べる時は、量を減らす、ゆっくり食べることで低血糖状態を防ぐことが可能です。

例えば、チョコレートであればカカオ含有量70%以上のものを4粒までであればOKです。

第4位:ツナ缶の油を捨てる

ツナ缶の油って、「脂分がいっぱいで太る」というマイナスのイメージから捨てていませんか?

実は、このツナ缶の油こそ、マグロの成分が一杯溶け出した栄養の宝庫なのです!

マグロには、EPA・DHAという成分が含まれ、動脈硬化・心疾患・脳梗塞の発症を抑えてくれます。

油・脂肪では太らないので、これからはドレッシングに使うなどツナ缶の油を有効活用しましょう!

第3位:黄身の色が濃い卵は栄養価が高い

卵の黄身の色は全く栄養には関係ありません。

なぜなら、卵の色は、鶏の食べるエサによって変わるからです。

エサが米であれば「白色」、とうもろこしであれば「黄色」、パプリカであれば「オレンジ色」といった具合です。

値段が高くて色が濃くても栄養価が高いとは限りません。

さらに、殻の色が赤いのが良いとか、黄身を箸でつまめるほど固いのも、栄養とは無関係とのことです。

栄養価は必ず成分表を確認してから購入しましょう!

第2位:カレーは1日寝かせて食べるとおいしい

確かに、1日寝かせた翌日のカレーは美味しいと感じますよね!

でも、お鍋に入れたまま常温で寝かせておくと、ウェルシュ菌という細菌の巣になる場合があり要注意なのです。

ウェルシュ菌はカレーのようにドロットして空気が抜けた鍋の状態が大好きです。

どこにでもいる菌で、空気が嫌いなため普段は繁殖できませんが、再加熱することで芽胞ができてしまう場合が!

芽胞が出来ると、100度で4時間加熱しても死滅しません。

ウェルシュ菌の繁殖を抑止するには次の3点を必ず守りましょう!

  • 作り置きは速やかに冷蔵・冷凍保存すること。
  • 温め直すとき、よく混ぜて、できるだけ空気を入れること。
  • 野菜についた土の中にも菌がいるので、野菜をよく洗うこと。

第1位:スタミナのためニンニクのみ食べる

ニンニクは、以前からずっと滋養強壮、スタミナがつく、というイメージが先行してきましたよね。

でも、ニンニクだけ食べてもほぼ、効果はないそうです!

健康食品として「にんにく粒」もたくさん売られているのに驚きですよね。

ニンニクに含まれるアリシンは、豚肉などに含まれるビタミンB1といっしょに摂取して、初めて効果が発揮されるのです。

なお、前回の放送内容は以下にまとめて記載しています。

「医者が教える食事術」第1弾! 番組まとめ

先生曰く、健康やダイエットによいという理由で、都市伝説的なことをそのまま食事法として取り入れてしまっている人が多いそうです。

例えば・・

「肉の脂身は取り除いて食べている」「果物ジュース」「カルビのほうがオレンジより太りやすい」

これすべて「NG」です。

良かれと思って食べていたら逆だった

健康や美容に関心が高い、20代~60代の女性100人に「良かれと思っていたら逆だった」という事例のアンケートをとり、

実際の芸能人(橋本まなみさん、黒沢かずこさん、渡辺美奈代さん)が紹介します。

卵は一日何個でもOK

橋本まなみさんは、卵は一日1個にしていたそうです。実は一日何個食べてもコレステロール値は上がらないそうです!

血液中のコレステロールが高いと、動脈硬化が起こりやすいと言われています。

しかし、2015年厚生労働省と日本動脈学会は「食事によってコレステロール値は変わらない」と発表しました。

体内のコレステロールのほとんどが肝臓でつくられており、肝臓が生産量を調整してくれるからです。

肝臓は血中のコレステロールが多ければ、コレステロールの生産を控えバランスをとっています。

間違いの発端は、105年前にロシアがうさぎにコレステロールを食べさせたら動脈硬化を起こしたことが起因しているそうです。

なお、ビタミン・ミネラルを摂取するためにも、卵は最低、2日に1個は必ず食べることを推奨しています。

三角食べはデブのもと

森三中の森沢さんは、定食を「味噌汁⇒ごはん⇒おかず」を順繰りに食べる、いわゆる三角食べを実践していました。

しかし、この三角食べがデブの元になるそうです! その理由は以下のとおり。

三角食べが悪い理由

早めにごはんを食べてしまい、おかずと一緒に食べるため、ついついご飯の量が多くなってしまいます。

体内では急に入ってきた糖質により血糖値が急上昇。使いきれない分をインスリンが脂肪として蓄えるのです。

肝心なのはなのは食べる順番です。

タンパク質や脂質を食べてから、最低でも3分後に炭水化物を食べると効果的です。

先に肉や魚(タンパク質)を食べると、胃の消化に4~5時間かかり、後で食べた炭水化物がゆっくりと消化し、血糖値が急激に上がるのを防いでくれます。

健康の為手作りフルーツジュースは逆効果

渡辺美奈代さんは、毎朝、フルーツジュースを作っていました。しかしこれはNGで、健康のためには逆効果だそうです。

果物にはビタミン、ミネラルがいっぱいですが、フルーツジュースには脂肪をつくりやすい果糖が含まれています。

果糖はエネルギーになりにくく、逆に中性脂肪として取り込まれやすく太りやすくなります。

オレンジジュースの場合、オレンジ3個も使うことになり、せっかくの食物繊維を含むカスを捨ててしまいます。

食後、フルーツはそのまま切って食物繊維として噛んで食べるのが正しい食べ方です。

ダイエットのための油抜きはNG

橋本まなみさんは、楽屋の弁当を食べずにお気に入りのサラダだけ、かつ、ドレッシングはノンオイルで油を極力減らしていました。

油はカロリーが高く、摂取すると太ると思われていますが、脂質によってかえって代謝はアップします。

サラダ油、えごま、オリーブオイルなどの植物性油には必須脂肪酸が含まれています。

必須脂肪酸は体内では作り出せず食べる事でしか体内に入れられません。

そして、体内の脂肪を燃焼してくれるという優れもの!

特にお奨めなのが「オリーブオイル」です。体内で酸化しにくい特徴があります。

太らないのは白いごはん、チャーハンのどっち?

答えは「チャーハン」です。チャーハンが胃で分解されてブドウ糖になっても油でコーティングされた状態のため、糖質の吸収をゆっくりにしてくれます。

実際に血糖値測定器(FreeStyleリブレ)という装置でごはんとチャーハンを食べた場合の、血糖値の比較実験が行われました。

食べてから90分の血糖値です。チャーハンのほうがかなり低いですね。

ごはん=173
チャーハン=145

油は太らないために欠かせないものだったことに驚きです。

抜け毛予防にワカメは意味がない

渡辺美奈代さんは抜け毛予防にワカメを食べていました。しかし、実はこれは意味がないそうです!

ワカメはミネラルは多いのですが、髪の毛の成分(ケラチン)がほとんど入っておらず、育毛効果は期待できません。

髪を育てるには、肉などのタンパク質や亜鉛、ビタミンBが豊富なものを摂取すると効果的です。

美容のためにコラーゲンを食べても意味がない

フカヒレなど、美容のためにコラーゲンを摂取する女性は多いと思います。

コラーゲンはタンパク質の一種で細胞間のクッションを果たしており、たくさんあると肌がプルプルになります。

しかし、医学的にみると、コラーゲンは食べても効きません。

コラーゲンは消化の過程ですべてアミノ酸に分解されてしまうからです。

では、どうすればコラーゲンを増やせるのか?

人間の体にあるコラーゲンは、全て自分の体内から作られたものです。

コラーゲを作り出すのは皮膚にある「繊維芽(せんいが)細胞」で、この細胞を活発化させるのはビタミンAとビタミンCです。

ビタミンA:チーズ、バター、海苔、ウナギに多く含まれる。

ビタミンC:果物や緑茶に多く含まれる。

最新研究 コラーゲンペプチド

最新研究では、コラーゲンはすべてアミノ酸に分解されるのではなく、一部は「ペプチド」という状態になり、コラーゲン生成に役立つことが分かってきました。

また、「コラーゲンペプチド」状態で食べると、分解工程が省略され、普通のコラーゲンより吸収性が高く、美容・健康に良いという研究結果も報告されています。

ダイエット中でも肉の脂身を避ける必要はない。

森山中の黒沢さんは、肉の脂身をかなり徹底して取り除いていました。

しかし、食べた脂肪はそのまま脂肪にはなりません。

食べた細胞は体内で「細胞の膜」「ホルモン」「胆汁」など使い道が多く、皮下脂肪として溜まる余地がありません。

さらに脂肪は吸収されにくく、余った脂肪は排泄されるので、むしろ積極的に摂取することが正解です。

その他の食事法

冷えたおにぎりと温かいごはん、どちらが太らないか?

答えは「冷えたおにぎり」。

冷えたおにぎりは難消化性の特徴があり、ゆっくり血糖値が上昇するので太りにくくなります。

焼かない食パンと焼いた食パン、どちらが太らないか?

答えは「焼いたパン」です。焼いたほうが難消化性デンプンが増えるため太りにくくなります。

体に良いラーメンの食べ方

ラーメンは麺から食べるのはNG。血糖値の急上昇を防ぐ食材から先に食べます。

チャーシューで脂肪で胃に膜を作り、もやし、めんまを食べた後に麺を食べると太りにくくなります。

パン・パスタを食べるときに太らない飲み物は?

パンやパスタの炭水化物と一緒に飲むと太らないのは「ワイン」です。橋本まなみさんは無意識に正しい食事法を実践していました。

2007年のアメリカの学会で実験した結果、ワインを食べながらパンを食べたほうが、パンだけよりも糖分の吸収が穏やかだったそうです。

ワインが血糖値を上げにくくするのはブドウの皮に含まれるフェノールの一種である「タンニン」です。

タンニン」糖の吸収を抑えて、食後の血糖値の上昇を抑えます。

また、白ワインの場合ポリフェノールの代わりに「酒石酸」が糖の吸収を抑えてくれます。

どちらもグラス1~2杯が理想的です。

「医者が教える食事術」の本の内容は?

目次を抜粋してみました。見出しだけ見ても、健康に興味ある方やダイエット中の方にとって、めちゃくちゃ気になる内容ではないでしょうか?

自分もダイエット中なのですぐにでも読んでみたくなりました!

<目次>

はじめに

序章 人体のメカニズムにそった最強の食事 血糖値のコントロールが最大のカギである

第1章 医学的に正しい食べ方20 ダマされる前に知っておきたい食事の新常識 食事の正解とは?

第2章 病気を遠ざけ活力を取り戻す! やせる食事術 糖質制限で心身を整える技術

第3章 24時間のパフォーマンスを最大化する食事術 朝・昼・晩の食事で本来のパワーを高める技術

第4章 見た目・気力・体力を衰えさせない! 老けない食事術 若さとしなやかさを取り戻す食べ方

第5章 本来の免疫機能を回復させる! 病気にならない食事術 現代人ががんを遠ざけるための食べ方

第6章 100歳まで生きる人に共通する10のルール 世界の統計データが教える長生きの秘訣

おわりに ── 「わかっていない」とわかることから始めよう

引用元:ダイヤモンド社

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【本】

【電子書籍版】

なお、”はじめに”に記載されている内容です。

健康格差は毎日の「食べ方」で決まる 食事はパフォーマンスを上げる最強のスキル
不調の原因の9割は「血糖値」である 人体のメカニズムにそった正しい食事とは?
エビデンスのある最強の食事とは? 俗説・自己流健康法にダマされない

不調の9割が血糖値にある、という点が重要なキーワードではないかと思います。

何となく、血糖値と聞くと「糖尿病」「中高年以上が気をつけるもの」などとイメージしてしまいがちですが、年齢に関係なく現代人のイライラや不調に関わっているようなのです。

現代人は血糖値中毒に陥っているとも言っています。

そして、第2章~6章にかけて、糖質制限で心身を整える技術が68項目に渡り具体的に記されており、実践しやすく見やすい内容になっています。

牧田 善二先生が、20万人の患者さんを診療して集めた膨大なデータから導き出した食事術、一見の価値ありですね!

では、世の中のこの本に対する評判はどうなのでしょうか?

「医者が教える食事術」の評価は?

「医者が教える食事術」は、amazonの美容・ダイエット部門でベストセラー1位を獲得していました。但し、アマゾンレビューは現時点では「3.8」。

手堅い評価ですが、賛否両論があり高評価までには一歩及ばずでした。

健康法や食事法は人それぞれの考え方や状況によって賛否が分かれるので、この本も例外ではなかったということかもしれません。

★5つが46%、★1つが16%の割合なので、高評価の割合のほうが多い結果ですが、最低評価のレビューで目に付いたのが「エビデンス(証拠・根拠)が無い」という点でした。

エビデンスがあるともちろん説得力は増しますが、一般人向けに読みやすい本にしようとすると掲載するのは難しいのではないでしょうか?

専門家向けではなく、初心者が実践するための入門書として捉えたほうが良い本なのかと思いました。

以下、最高評価(5)と最低評価(1)のレビューの抜粋です。

最高評価(★★★★5)

・糖尿病の観点から食事を語られているので、普段の食事を見直すには良い本だと思います。

・掲載されている記事の内容が充実していると思います。改めて食事の大切さを実感します

・一気に読み切りました。糖質制限の重要度合いを認識し実践する事にしました。

最低評価(★1)

・これはダメですね。参考文献の表記が何もない。途中から著者の個人的な感想や生活スタイルの記述に終始してます。
医者ではない人が書いた他の筋トレ推しの書籍の方が、キッチリ参考文献も引用文献も記載されていて遥かに良いと思いました。

・こういう本は色々読んできたが、医者が書く本はエビデンスがあるとこが大切と言いながら、自分が否定するものはエビデンスが無く否定しているものが多い。
こういう中途半端な医者が本を出すのはやめて欲しい。たくさんの人が惑わされる。

・信用度は低いです。絶対と言う事はあまり無い筈です。まぁ新聞社の責任も問いたいけどレベルが、低すぎる。一番怖いのは時々真実が書いて有るからです。

牧田善二先生のプロフィール

出典:http://www.ageclinic.com/

◆名前:牧田善二(まきた・ぜんじ)

◆肩書き:AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。(AGE牧田クリニックHP

◆経歴:

1979年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座で、AGE(糖尿病合併症の原因)の研究を約5年間行う。
1996年より北海道大学医学部講師に就任。
2000年より久留米大学医学部教授。
2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業。

◆主な著書

『糖質オフのやせる作りおき』
『糖質オフ!でやせるレシピ』
『糖尿病専門医にまかせなさい』
『糖尿病で死ぬ人、生きる人』
『日本人の9割が誤解している糖質制限』
『老けたくないなら「AGE」を減らしなさい』
『人間ドックの9割は間違い』他。

出典:ダイヤモンド社

牧田先生は、なんと70冊もの本を出版しています。

専門書だけではなく、新聞、一般雑誌(Tarzanや文春、Esse、レタスクラブ他)、文芸誌など多岐に渡ります。

あらゆる分野の本や雑誌に執筆している状況から、個人的な感想ですが、専門家や患者さんだけでなく多くの人に糖尿病や食事、健康のことを知ってもらいたい、という思いを感じます。

まとめ

この記事では「医者が教える食事術」の番組内容を中心にご紹介しました。

摂取カロリーの”多い・少ない”で、”太る・太らない”を判断してはいけない、

カロリーが多い脂肪を食べて太るに違いないという判断は根本的に間違っていると牧田先生は断言しています。

健康維持とダイエットを成功させるには血糖値の急激な上昇を防ぎ、糖質の摂取を抑えるという点が重要です。

ぜひ、実践して、いつまでも若々しく健康な毎日をゲットしましょう!

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