3人の料理人によるハレとケのレシピ を紹介します。
★のついたメニューが「ケのほうの料理」で、超簡単に調理できますよ♪
料理人は以下の3人です。
- 中華:山野辺仁
- フレンチ:秋元さくら
- 日本料理:篠原武将
Contents
中華部門:山野辺仁
★トマトのチャイニーズオムレツ
<材料>
トマト:1個
卵:3個
塩:ひとつまみ
サラダ油:大さじ1
<作り方>
1.トマトを熱湯に5秒つけて湯向きをします。
2.一口大に切り分けます。
3.卵を塩を入れてトッピング。
4.卵をフライパンで7割ほど火がとおるまで炒め、取り出します。
5.合わせ調味料を作ります。
しょうが(みじん切り):小さじ1/2
ねぎ(みじん切り):小さじ1/2
しょうゆ:大さじ1/2
酒:小さじ2
オイスターソース:1/2
砂糖:小さじ1/2
鶏ガラスープ:50ml
水:小さじ1/2
片栗粉:小さじ1/2
ごま油
レモン
6.トマトを強火で炒め、焼き目をつけます。
7.合わせ調味料を入れ、卵を戻してさっと絡めます。
8.仕上げにレモンを絞って完成です。
トマトの冷やし麺
トマトのうまみだけを取った秘伝のタレが特徴です!
<作り方>
1.よく冷やしたトマト(8個)を横2つに切り、中身の種とジュースを取り出し器によけておきます。
2.中身を取り出したトマトを細かく刻んで、塩を2つまみ入れてまぜます。
3.1.で取り出した種とジュースを裏ごしして、水分を取り出します。
4.ミキサーに、刻んだトマトと2の水分を入れて攪拌します。
5.ボウルにさらし布で濾した状態で一晩、冷蔵庫に置きます。
(トマト水はどんどん風味が失われるので、冷たくするほどよいとのこと)
6.あさり(120g)、昆布(3cm角)、水(150ml)を沸騰させて2分ほど煮詰めます。
7.あさりの口が開いたら、ザルで濾します。
8.あさりの汁(100ml)に、一晩濾したトマト水(400ml)、米酢(小さじ2)、塩(小さじ1)を加えます。
9.トッピングを用意します。
ミニトマト:3コ、塩:少々、ごま油:小さじ1/2 をあえます。
10.牛肉のロース薄切りを塩コショウして片栗粉をつけて、さっとしゃぶしゃぶします。
牛ロース(120g)、塩・こしょう・片栗粉(少々)、すだち(2個)
11.茹でた麺をざるにあげてよく絞ります。(にごりが入るとトマトのスープが台無しになるので要注意です!
12.器から何から何までギンギンに冷やしておくのがコツ。
13.ミトマト、牛肉、すだちを絞っていれて出来上がり。
トマトのチャイニーズジャム
トマト水を作った後のトマトでジャムを作ることができます!無駄がなくて素晴らしいですね。
トマトソースとしても使えます。
<材料>
トマト水をつくった後のトマト(すべて)
砂糖:トマトと同じ重さ
八角:1個
シナモンスティック:1本
レモン汁:小さじ1
イタリアン部門:フレンチ:秋元さくら
★ミニトマトとオレンジのピクルス
<材料>
ミニトマト:200g
オレンジ:1/2個
【ソミュール液】
穀物図:150ml
白ワイン:100ml
グラニュー糖:30g
はちみつ:大さじ1
オレンジの皮(せん切り):2g
<作り方>
1.ミニトマトの皮を熱湯にさっとくぐらせ湯むきします。
2.ソミュール液の材料を入れて沸騰させます。
3.耐熱容器にミニトマトとオレンジと熱々のソミュール液を入れて冷蔵庫で一晩ねかせて完成です。
※5日間くらいはもちます。
※ミニトマトの湯むきがめんどくさい場合はそのままでもOKですが、味が染み込むまで2日間くらい置く必要があります。
トマトと桃のガスパチョ
パーティでも目立つスープです。トマトの甘味を桃が引き立てる効果があり、バランスのよい甘味になります。
<材料>
トマト:3個
桃:1個
<作り方>
1.トマトと桃を一緒に湯むきします。
(トマト:5秒~8秒、桃:12秒くらい)
2.氷水にいれてから皮をむきます。
3.桃とトマトを細かく(2cm角)を切ります。
4.とろみの材料を作ります。
(玉ねぎ:1/6個、食パン(8枚切り):1/2枚、塩:小さじ1)
※食パンの代わりにバゲットやカンパーニュなどの香りのあるパンを使うと、よりヨーロッパ風になります。
5.3と4をまぜて冷蔵庫で一晩寝かせます。
6.一晩寝かせた5.をミキサーに入れてオリーブオイル(大さじ3)を加えて混ぜます。
1分くらい長くまぜることで滑らかな食感になります。
7.トッピングのサラダを作ります。
かに(缶詰):1缶
きゅうり:1/3本
ラディッシュ:2個
パプリカ(黄):1/8個
マヨネーズ:大さじ1か
8.コクを加えるために7.にマスカルポーネチーズ(60g)、ディル(2g)、塩(少々)を加えます。
9.スープの中央に8.を乗せて、オリーブオイルをかけて完成です!
日本料理:篠原武将
★トマトだれの冷ややっこ
白いごはんやそうめんにかけてもOKの万能ダレです。
じゃこと鰹節を加えているところがポイント。日持ちもします。
<材料>
トマト:1/2個
ねぎ:1本
(調味料)
昆布茶:小さじ1
砂糖:大さじ1
しょうゆ:大さじ2
ごま油:小さじ1
米酢:小さじ2
削り節:2g
しょうが:1かけ
七味とうがらし:適量
<作り方>
1.トマトを5mm角で切り、ネギは白いところをみじん切りにします。
2.1.に(調味料)を加えてまぜます。
3.冷ややっこを用意します。
ちりめんじゃこ(20g)、削り節(2g)、ごま油(小さじ1)をフライパンでサクサクになるまで炒り、豆腐の上に乗せます。
4.3.の冷ややっこにトマトダレをかけて完成です。
きんめだいとトマトの炊き合わせ
煮魚はトマトとの相性が最高だそうです!
トマトのグルタミン酸とカツオのイノシン酸でうまみがかけ算されます。
1.トマトをへたをとって半分に切ります。
2.フライパンに若干の油をひいて、みょうが(3個)、なすび(一本)、ズッキーニ(1/2本)を(焦げ目がじゃっかんつくまで)焼きます。
3.2。のフライパンにトマトを入れて、中火で焼きます。
※トマトはひっくりかえして少し焼き目をつけます。
4.だしを作ります。だし(150ml)、しょうゆ(大さじ2)、みりん(大さじ2)
5.だしを3.のフライパンに入れてフタををしめて火を止めて30分ほど置きます。
6.お湯をわかしたお鍋にさし水をして温度を下げてから、金目鯛(切り身4切れ)をさっと入れて引きあげます。
※金目鯛の代わりにもっと安い白身魚でもOKです♪
7.氷水にとって、うろこや汚れを取って布でふきとります。
8.フライパンに水(270ml)、酒(270ml)、みりん(140ml)、砂糖(50g)、ごぼう(1本5㎝くらいに切ったもの)を入れます。
9.おたまでかき混ぜながら1分強くらい沸かし、しょうゆ(130ml)を入れて低温にしたところで、金目鯛を入れてフタをして煮ます。
※弱火で7分、余熱で10分
10.5.のトマトのフライパンに9.の煮汁を140ml入れて熱します。
11.キンメダイと煮野菜を盛り付けて完成です。
以上
まとめ
和・洋・中のシェフが作る、ハレの日とケの日の料理をご紹介しましたが、6品の中で気になるレシピはあったでしょうか?
個人的にはハレの日の中華料理の「トマトの冷やし麺」を作ってみたいと思いました!
トマトのスープが、猛暑の夏にぴったりですよね♪
なお、ケの日の料理は簡単ですぐに作れるものばかりです。早速作ってみませんか?