
3月~4月にかけて、たけのこの食べ頃の季節ですね。
新鮮なたけのこの美味しさはこの時期しか食べられません。
「シャキシャキの旬たけのこを食べたい!」
と思っても、めんどくさいのが「あく抜き」です。
でも、そんなたけのこのあく抜きが、時短かつ簡単にできる方法があるんです!
この記事では、
- 時短&簡単ガッテン流たけのこのあく抜き方法(レシピ紹介)
- 実際のたけのこのあく抜きの食レポ
をポイントにご紹介します。
この方法なら茹でずに、ほんの1~2時間でアク抜きできちゃうんです。
さらに、シャキシャキ+たけのこ本来の甘みも味わえます♪
では、早速いってみましょう。
Contents
たけのこのあく抜き ためして ガッテン流裏技レシピを紹介!
裏技のポイントとなるのが「大根のおろし汁」です。
大根とたけのこの組み合わせがなんとも不思議ですよね。
この裏技は、日本料理屋の板前さんが大根がアク抜きに有効であることを偶然発見したそうなんです。
なお、たけのこのアクが少々残りますが、甘みのほうが強くなるので気になりません。
ガッテン放送時、たけのこの産地に住む舌の肥えた人たちが、「こんなに甘いたけのこは初めて!」と大絶賛していました。
早速、材料と作り方を紹介しますね。
超簡単!あく抜きの裏技(大根おろしを使うのがポイント!)

画像引用:ガッテン!
<材料>
- 生たけのこ: 1本(皮をむき、料理に合わせた大きさに切っておく)
- 大根:約1/3本
- 水:大根おろし汁と同量
- 塩:大根おろし汁と水を合わせた量の1%
<作り方>
1)大根を皮ごとすりおろします。
アク抜き効果を高めるために“皮ごと”するのがポイントです。
大根の部位はどの部分でもOKです。
2)すった大根おろしをザルなどでこして、おろし汁を分離します。
大根おろしのほうは別の料理で使います。
3)大根おろし汁に同量の水を加え、全体量の1%の塩を加えます。
4)3)に切ったたけのこを入れ、1~2時間つけます。
つける時間帯に幅があるのは、収穫してからの日数や産地によりえぐみの強弱が変わるためです。
1~2時間たって味見して、えぐみが強ければ、つける時間をのばします。
浸け過ぎるとたけのこ特有の甘みや香りが減るので要注意です。
5)たけのこをざるに上げて水で洗い流します。
大根のにおいが気になる場合は5分ほど水につけます。
がってん流 たけのこのアク抜き裏技を試してみた。
実際に大根おろし汁を使ってたけのこのアク抜きを試してみました。
おいしいたけのこには次のような特徴があります。
- 穂先の色が黄色いもの。 緑や黒っぽいものはえぐみが強い。
- 切り口が白くてずっしり重いもの。(軽いのは水分が抜けている)
- 皮の色つやが良くて薄い茶色のもの。
- 泥がついている場合は乾いていないもの
- 根元の赤い粒々が小さくて少ないもの
写真のたけのこはスーパーで買ってきたものですが、なんとか条件はクリアしていそうです。

ガッテンのレシピでは大根は1/3本ですが、少し細めなので1/2本切りました。


皮ごと大根をすりおろすこと10分。ちょっと腕が疲れましたが、米ぬかで1時間煮ることを考えると苦労に感じませんね。
おろした大根おろしをザルにあげておろし汁と分離します。

大根おろしのほうは、夕食の鶏肉のみぞれ煮に使います。

大根おろし汁に同量の水を加え、全体量の1%の塩を加えます。(今回の場合、600ccに対して塩は「6g」)

切ったたけのこを大根おろし水に漬けます。
1時間経過して味見すると、ちょっとえぐみが残っていたので、2時間漬けておきました。

2時間経過後、味見するとえぐみがしっかりと消えていることに感動です!
ただし、大根の味がちょっと強めに残っているので、水洗いした後に5分間、水に漬けました。

大根の風味が若干残りますが、むしろ甘みとして感じられました。自分の好みとしては問題なしです。
引き上げたたけのこは部位ごとにタッパーにつめておきます。

たけのこと大根おろしを使い、次のメニューを作ってみました。
手前みそですが、結構、おいしかったです♪
「たけのこご飯」
「若竹汁」
「鳥のみぞれ煮」※ 絞った後の大根おろしを利用

また、個人的なオススメとして、あんかけラーメンに、たけのこと他の野菜を炒めて入れると美味しいです!
炒めたたけのこは食感が柔らかくなって風味が増します。
なお、あんかけラーメンは「明星 チャルメラ あんかけラーメン とろみしょうゆ 5食パック」を使いました。

たけのこのアク抜き裏技のまとめ
ガッテン流、たけのこのアク抜きの裏技をご紹介しました。
実際に試してみて、番組で言っていたとおりきれいにアクが抜けているのには驚きでした!
好みによりますが、シャキシャキ感が強い食感がクセになるくらい好きになりました♪
たけのこ裏技のポイントをまとめると、
- 大根を皮ごとすりおろす
- 大根のおろし汁に同量の水を加え、全体量の1%の塩を加える
- たけのこを大根汁につけすぎないように気を付ける(1時間ごとにチェックする)
- 大根の匂いが気になる場合は、5分ほど水につける
面倒な下茹で作業が一切なく、大根おろしさえあればアク抜きできるのは本当に便利です。
ぜひ、手間をかけず旬の時期のたけのこを味わってみてくださいね。
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