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料理

希少なタケノコ・真竹を使った若竹汁

先日、野菜無人販売所で見つけた真竹に、心躍りました!市販ではなかなか手に入らない貴重な真竹、どんな味わいなのかずっと気になっていたんです。たけのこ大好き人間としては、逃すわけにはいきません!

さっそく下処理をして、ワクワク調理タイム。真竹は、一般的なタケノコよりもアクが弱く、新鮮なものは、あく抜きなしでも美味しく味わえます。
シャキシャキとした食感と、ほのかに残る皮の風味がたまりません。

初めて食べた真竹は、想像以上に美味しくて、大感動!旬の食材の力は偉大ですね。
真竹の風味をそのまま味わいたくて、シンプルな若竹汁を作ってみました。

真竹とはどんなものか、若竹汁のレシピと合わせてご紹介しています。気になった方は是非チェックしてみてくださいね。

真竹(マダケ/またけ)とは

真竹は初夏に旬を迎える、上品な味わいのタケノコです。一般的なタケノコとは異なり、産毛がなく、皮は美しい茶色と緑色のまだら模様をしています。地面を掘らず地上に出てくるため、苦味が少なく、柔らかいのが特徴です。

旬の真竹は、30~40cm程度の長さのものがおすすめです。太いほど味が濃く美味しいとされていますが、細い物も独特の食感で好んで食べる人もいます。

真竹の調理方法は、孟宗竹と同様に米ぬかやコメのとぎ汁で茹でるのが一般的です。ですが水だけで茹でてもOKでアクが少ないのが特徴です。
茹で上がった真竹は、煮物、炒め物、和え物など、様々な料理に活用できます。

真竹は、高級食材として扱われることも多く、市場にはあまり出回っていません。しかし、旬の時期(5月下旬から6月の初め)には、専門店やネット通販などで購入することができます。

ぜひ、真竹の独特な風味と食感を味わってみてほしいです♪

真竹の若竹汁(約3人分)

使用した食材はこちらです。本来、いちじくのドライフルーツも入れるのですが、残念ながらスーパーに売ってませんでした。次回はイチジクいれて再チャレンジしたいです。

  • 真竹(穂先の柔らかい部分):適宜
  • 塩蔵わかめ:20g
  • だし汁:500ml
  • 米のとぎ汁(鍋一杯分)

    <調味料>
    醤油:小さじ1
    塩:小さじ1/2

調理の手順とポイント

調理時間はタケノコの茹で時間を含めて25分くらいです。

<調理の手順>

  1. 真竹の先を10cmほど切り落とします。
  2. 縦に切り込みを入れて皮を剝がします。(外側の皮を2~3枚剥がし、皮ごと茹でてもOKです)
  3. 鍋に入らない場合には、2等分または3等分に切ります。
  4. 鍋に真竹と米のとぎ汁を入れて強火で茹で、あく抜きをします。
    (とぎ汁は米ぬかでもOK)
  5. 沸騰したら弱火にして10分~20分茹でます。
  6. 茹で上がったタケノコを適当な大きさに切ります。
  7. 若竹汁には真竹の先端付近の柔らかい部位を使います。
  8. 塩蔵わかめは塩抜きし、適当な大きさに切っておきます。
  9. だし汁に、醤油小さじ1、塩小さじ1/2を入れ、真竹とわかめを入れます。
  10. 火をつけてふつふつと沸いてきたら完成です。

一口飲むと真竹の風味が広がり、メッチャ美味しかったです♪

ついでに真竹にめんつゆとかつお節をかけてもう一品を追加しました。
シンプルだけどこれも美味しかったです♪

これで、真竹の炊き込みご飯もあれば完璧!次回は絶対作るぞー!

・真竹の茹で時間の目安は、新鮮な採れたては10分、数日経過したものは20分程度です。
・残った真竹はタッパーに入れて水に浸し、冷蔵庫で保管します。毎日水を取り替えて、3日間くらいで食べきってください。

工夫したこと

新鮮な真竹でしたがエグみが残ると心配なので、茹で時間は15分と長めにしました。エグミはなく若干苦みがありましたが気になりませんでした。

作ってみた感想

だし汁に薄口醤油と塩で味を調え、沸騰したら真竹を加えてさっと煮るだけでめっちゃ美味しかったです。

ひと口すすると、まず真竹の柔らかい触感に、口の中でほろほろと崩れていきます。そして、鼻孔をくすぐるような、真竹特有の薫り高い風味。
真竹の苦みはほんのり感じる程度なので、苦味が苦手な方でもおいしくいただけます。

旬の真竹との出会いは、私にとって宝物のような体験。これからも色々な料理に挑戦して、真竹の魅力を存分に味わっていきたいと思います!